2015年11月30日

膝の謎がわかった!

以前投稿した、薄筋、バレエでいう内腿の筋肉は、
股関節の内転や膝関節の内旋を行うという話は、
私にとって久々の大発見で、そこからおかしな誤解が解け、
いままでよりずっと脚がラクに使えるようになってきました。
太腿でいえば「前に使う」ということになりますが、
わからなかったのが「膝関節の内旋」。
えっ内旋?内側に回す??
だって「膝をアンドゥオールにする」と言うじゃない??
股関節も膝も足首も外側に回すことで、できるだけ足が180度に開くようにする、
というのはバレエではしょっちゅう言われます。

これも、ようやくわかりましたぁ
太腿から膝までが「内旋」、つまり膝関節自体は内旋。
そこから下、ふくらはぎから足首までは外旋、つまり外側に開く。
こういうことなのでしょう。

脚を腕に置き換えたとき、腕は
「肩はアンドゥオール、二の腕はアンドゥダン、肘から先はアンドゥオール」
と言われます。
同様に脚も
「股関節はアンドゥオール、太腿はアンドゥダン、膝から先はアンドゥオール」
となるのでしょう。

そこで気付いたのがバレリーナの脚。
たとえばアラベスクをしたとき、膝がキュッと奥に入ったような形になってます。
奥に入るほど美しいとされるそうで、でもやりすぎると膝を痛めるので注意
なんて言われたりもします。
でも膝関節をアンドゥダンが解剖学的に正しく、
そのうえで膝から下をアンドゥオールにすれば膝は自然に中に入る。
つまり正しい使い方をすれば、膝が中に入っても問題ない。
これを誤解して「膝を中に入れるのが美しい」とばかり、
おかしな力を使って入れると、膝に負担がかかり故障の原因となる。
そういうことではないでしょうか。

腕を見たとき、肩をアンドゥオール、二の腕をアンドゥダン、肘から先をアンドゥオールにすると
まっすぐ伸ばしているつもりでも、肘が曲がったような感じになります。
同じことが膝で起きていると考えればスッキリします。

実際、「膝はアンドゥダン、膝から下はアンドゥオール」と思って
脚を伸ばすようにすると、膝が軽く感じられるうえ、
タンジュはもちろん、ただ立っているだけでも
バレリーナっぽい脚の使い方になっている気がします。



posted by コロコロ at 18:58 | Comment(0) | まっすぐ立つ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

森下洋子『バレリーナの情熱』

日本バレエ界において最大の有名人と思われる森下洋子。
世界3大バレエコンクールの一つ、ヴァルナ国際バレエコンクールで日本人初の金賞受賞
パリ・オペラ座に日本人として初めて出演、
伝説のバレエダンサー、ルドルフ・ヌレエフのパートナーに指名されたり、
彼のパートナーだったマーゴ・フォンテインとも親交が厚く、
ベジャールから初めて女性として主役指名されたなど、
世界のバレエ界で日本人が活躍する道を切り開いてきたパイオニア。

60歳を過ぎてなお現役で、毎日のレッスンを欠かさない。
その言動はダンサーとして模範的なものばかりで、
最近では世界文化賞を受賞した際、賞金1500万円を全額、
東日本大震災で震災遺児たちへの育英基金に寄付して
話題になったりもしました。

そんな森下さんが自らの人生を振り返り、またバレエへの情熱を語った本。
レッスンについて、日頃の心がけについてなど、何かと勉強になりますが
意外だったのが若い頃のヤンチャ話(笑)。
高校卒業後1年間は、本当によく飲み、遊んだそうです。
麻雀も好きだったそうで。
でも毎日のレッスンは欠かさないから、寝る間を惜しんで遊んだとか(笑)。
クルマを運転すればスピード狂。
優等生的なイメージしかなかったので驚きました。そして安心しました(笑)。

遊ぶときも本気で思いっきり遊ぶ。
これも優秀なダンサーには必要な要素なのかもしれません。
      バレリーナの情熱
 



タグ:森下洋子
posted by コロコロ at 17:00 | Comment(0) | 書籍、マンガ、動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月29日

アンドゥオールした脚は「前」に使う!

解剖学的に言う「薄筋」、バレエで言うところの「内腿」は、
内転するときに使う筋肉と知って驚いた話を以前書きました

内転は、パラレルで立ったときは内側に動かすこと。
つまりは「両脚の内腿をくっつける」ということでもあるのですが、
バレエで大事なのはアンドゥオールのときの使い方。

内腿は内側に向けて使うけれど、股関節は外側に開く。
どういうこと??と、しばらく頭が混乱してましたが、
わかってみれば何のことはない。
パラレルのとき内側なら、アンドゥオールすれば「前」ですね。
つまりは体の前側に向けて動かす、というか使う。

前に使うって何?って感じですが、
たとえば5番ルルベで立ったとき、後ろの脚で前の脚を押す。
その前の脚も、さらに前に押す、といった感じ。
こんな立ち方を意識したら、とっても安定して立てるようになりました。

あるいはプリエのときも。
プリエで膝を曲げるとき、「外に開く」と言われますが、
内腿自体は「外」というより「前」に動かすように使う。
そうすると「内腿が使えている♪」という感覚があり、
これが内腿を使ってプリエするということなのね、
とようやくわかりました。

いままではフォンデュなどでも内腿を使えているときと
いないときがあり、運任せというか、かなり注意する必要がありましたが、
「内腿を前に押し出す」みたいなイメージでやると、
100発100中。

よく脚を出すとき「かかとを前に!」と言われますが、
「内腿を前に」なら、内腿とかかと、どちらも前に出せばいいのだから
簡単です♪

いままで「外に開く」という言葉に騙されていた気がします。



posted by コロコロ at 17:34 | Comment(0) | まっすぐ立つ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月28日

床に寝てグランプリエをして驚いたこと

今月のセンターレッスンのアダージオは、
最初にグランプリエをするというものでした。
5番からグランプリエをして、元に戻る。
そのあとデベロッペに移行、という感じ。

ふだんバーレッスンで何気なくやっているグランプリエですが
センターでやると、とたんに難しくなる。
うっかり気を抜くとグラッと倒れます。
だから嫌い(笑)。

そもそもなんでセンターでグランプリエ?!

ということでレッスン後、先生に質問。
「ふつう舞台でグランプリエが出ることってありますか?」
「男性はたまにあるけど、女性はまずないですね」
「じゃあ何のためのレッスン?」
「一番の目的は股関節のストレッチ。いちばん膝を曲げたときが、
 一番付け根がストレッチできるから」
なるほど。
あとは上体の引き上げも大事で、まっすぐ引き上がってないと、
倒れてしまう。
まさにグラッとするときの私です(笑)。

その後、正しいグランプリエのやり方をつかむための方法として、
床に寝ころんでやるといい、という話に。
いわゆる「フロアバー」(床に寝てバーレッスンのような動きをする)。

床に寝て、背中は床につける。
脚は1番ポジションにして、そのままプリエのように膝を曲げる。
グランプリエの位置まで。

「腰を浮かさないようにすると腸腰筋を使うでしょ。お腹が疲れるでしょ」
と先生。
「いえ、全然」
と私。
「えっ???」と驚く先生。

理由を考え、
「脚で膝を曲げてませんか?」と。
「曲げてます」と堂々と答える私。
「曲げるときは脚の力は使わない。腸腰筋の力で曲げる」
「えっ、そうなんですか?!」
あまりに意外な言葉に衝撃を受ける私。
たぶん、知らなかった私に先生も衝撃を受けてたかもしれません(笑)。

というわけで脚の力をできるだけ使わず、
腸腰筋を使って膝を曲げてみたら、
へえ〜、曲がるもんですね(笑)。
ちゃんと腸腰筋も使えてます。
前にも書いたように、腸腰筋は太腿の骨(大腿骨)までつながっている
この太腿の骨を動かすことで、脚全体を動かしているんでしょう。

これが正しいプリエ。
だからプリエするときは脚の力は要らないそうです。

ただこれは床に寝ての話で、床に寝た場合、グランプリエは
脚を床に平行に動かす動きだから重力は関係ない。
立ってやる場合、体に重力がかかってくるので、
多少は脚の力が必要になるようです。

それでも基本、脚の力は不要で、それでもグランプリエはできる。
グランプリエっていうか、プリエ自体、脚の力でやると思っていた、
さらに言えば、何も考えず当然のように脚の力でプリエしていた私には
本当に衝撃的でした。

以後、腸腰筋を使う!脚の力は使わない!
と意識しながら動かすようにしてますが、
長年の癖というのは、なかなか抜けないものですね。
つい使っている自分を感じます。
それでも腸腰筋を意識してのグランプリエ、
腸腰筋を鍛える効果はあるはずなので、
あきらめず頑張ってみたいと思います。




posted by コロコロ at 19:00 | Comment(0) | 脱力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ターンボードを試してみた

最近私の通っているバレエ教室にターンボードが導入された。
ターンボード、ピルエットボードとも言うそうですが
要はピルエットの練習器具。
ボードの上に軸足を載せた状態でピルエットをして、
回転の感覚をつかむというもの。
  
  こんなやつ↓
     ターンボード

ピルエットのようにルルベにならず、足はアテール状態なので
うまく回れれば、いくらでも回っていられる。
動画もアップされてますが、いかにも気持ちよさそうに回ってます。


「好きに使っていいですよ」とのことなので、
レッスンの前や後にコソコソやってますが
想像以上に難しい(笑)。

まずアテールで回るのが大変。
ピルエットのポーズをとると、自然にルルベになってしまう。
これをまず抑えるところからスタート。

ようやくアテールに慣れてきても、バランスが全然とれない。
1回転すら難しい。
これってピルエットが回れる人が、
さらに上達するための器具なんじゃないの?!
これで回れる人は、もともとピルエット回れる人なんじゃないの??

そんな疑問が生じます。
ただ、やってみてわかったのは、これで回るためには
きちんと腸腰筋を使わないとダメということ。
たとえば左脚軸の場合、左の腸腰筋が使えている感覚があると、
1〜2回転は回れます。
ただそこで、「やればできるじゃん♪」と調子にのってもう一度やると、
1回転も回れないという、相当注意力が必要な器具です(?)。

数週間にわたるチャレンジの末、本当に運(?)がいいとき
奇跡のように3回転回れるようになってきました。
腸腰筋が使えていることに加え、
ふわっと高く浮くようにパッセに入る、
腕に力を入れない。
とくに腕に力が入っているとダメダメで、
ふだん、いかに腕に力を入れて回っているかもわかります。

あとは脚をしっかりアンドゥオール、
とくに付け根ばできるだけ開く、伸ばす。
このあたりができると、けっこうきれいに回れます。
結局、ピルエットの基本ばかりで、
いかに基本ができていないかを再確認しているとも言えます……。

先生によると「力はいっさい要らない」とか。
もう少し回れるようになるまで、頑張りたいと思います。
ただしレッスン前にやると、目が回ってフラフラ状態でバーレッスンへ……
ということになりかねないので、
ムキになりすぎないよう、自制心も大事です(笑)。



posted by コロコロ at 14:34 | Comment(0) | ピルエット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月27日

右脚軸のピルエットが回りにくい理由

4番プリエからのピルエット。
左脚前の4番から左脚を軸に右回りするものと、
右脚前の4番から左脚を軸に左回りするものがあります。

多くの場合、左脚を軸に回るほうが得意、
正確には、どっちも苦手だけど、左脚軸のほうがまだマシ(笑)、
ということになるようです。

私自身、ただ「立つ」ということだけでは、左脚より
右脚のほうが得意。
どうやら骨格の問題で、左脚はまっすぐ立ちにくく、
右脚は左脚よりはまっすぐ立ちやすいようです。
だからルルベパッセで長時間キープというときも、
右脚軸のほうが長くキープできる。

それでも、どっちがピルエットを回りやすいかというと、
左脚を軸にするほう。
現実にはまっすぐ立てる右脚を軸にしたほうが、
安定したピルエットになったりするのですが、
何となくやりにくい。
左脚前からのピルエットのほうがいい、となってしまう。

右利きの人は、たいていそういうもの、
と聞いていたのですが、理由がわからなかった。
昔、体育の時間に走り高飛びをするとき、
右利きの人は右側からバーに向かって走り
左利きの人は左側からバーに向かって走りましたが、
それと関係あるの??

本日のレッスンでやっと謎が解けました。
ピルエットの練習のとき、先生による解説。
左脚軸で回る場合、右腕が先行する。
先生の場合、右腕をつねに回る方向へ動かし続けるイメージで回るらしい。
このとき右利きの人は、右腕の微調整がしやすい。
微妙なレベルで上下左右の動かしたりして、バランスをとってるんでしょうね。

これが右脚軸だと、左腕で調整することになるから難しい。
右腕に比べ、左腕のほうが不器用だから。

なるほど!
と謎がいっきに解けました。
だからどうというわけでもないのですが(笑)、
ピルエットを回るうえで、それぐらい腕の存在は大きいのですね。

走り高跳びの謎は不明ですが(笑)、
振り上げる脚が右のほうが、右腕のコントロールも効いて、
うまく上げやすいということですかね。

右利き左利きって、たんに手先の器用さだけでなく、
腕全体の器用さの問題でもあるんですね。




posted by コロコロ at 18:57 | Comment(0) | ピルエット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月26日

腕は親指側を遠くへ伸ばす

バレエで言うところの「内腿」、つまり薄筋は
内側に動かす筋肉であり、
もっか薄筋をきちんと使うため、
パラレルで立ったときは内腿をくっつけるよう
努めているといった話を昨日書きました

これは脚の話ですが、よく考えると「腕と脚は同じような使い方をする」
という話を聞きます。
となると内腿は、腕でいうと二の腕の部分。
ということは、二の腕も内側にくっつけるように使うことも大事では??

ここで思い出すのが、先生からよく言われる腕の使い方。
肩関節はアンドゥオール、二の腕はアンドゥダン、
肘から手の先まではアンドゥオール、というもの。
「二の腕はアンドゥダン」というのが、つまり
「二の腕を内側に寄せる」ということでは!

つまり股関節をアンドゥオールするように肩関節をアンドゥオール、
内腿を内転させるように二の腕も内転すなわち内側に寄せる、
膝から足先までをアンドゥオールするように、肘から手の先までアンドゥオール。
ぴったりハマりました♪

このときの二の腕の使い方。
たんにアンドゥダンというより、「内側に寄せる」と考えたほうが、
筋肉の動きに沿った、自然な使い方になる気がします。
もちろん脚に比べ、腕は左右の距離があるのて、
内腿をくっつけるようにくっつくわけではありませんが、
そこは気持ちの問題ということで……。

さらに言えば、脚は内腿を長く伸ばすように使うので、
これを腕で考えれば、親指がある側のライン。
こちらを長く伸ばすように意識すべき。

じつを言うと腕の使い方について、
これまで親指側より小指側を意識していました。
腕の使い方の説明で、「小指側を台の上に置くような感じ」
というものがあり、そこから小指側にばかり意識が向いていた。

でも小指を「置くように」という意識もありでしょうが、
一方で「親指側のラインを先へと伸ばす」という意識も
腕を長く細く伸ばすには大事な気がします。

脚の内腿から親指までのラインを長く伸ばす、
腕の親指側のラインを長く伸ばす。
この両方を行うことで、体がふわっと浮き上がっていくような
感じも出てきます。

もちろん腸腰筋はしっかり使ったうえで、
親指側を意識して手脚を遠く遠くへ伸ばしていく〜、
という感じです。

こんな使い方をしていると、左の腕と左の脚、右の腕と右の脚がそれぞれ、
腸腰筋と広背筋を通してつながっているような感覚も出てきます。


posted by コロコロ at 18:58 | Comment(0) | 腕の使い方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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