2016年04月30日

正しいアンナヴァンの位置は?

昨日、フォンデュでプリエした脚を伸ばす前、
アンナヴァンで一瞬止めてから腕を開くと、
より軟らかくも力強いフォンデュができる、
といった話をしました。

アンナヴァンが大事というのは、じつは(?)
フォンデュに限らず、あらゆる場面で言われることでもある。
アンバーからアンオーにするときも宗田し
ピルエットのときもそう。
と言いつつ、じつは「アンナヴァンってどこ?」
という疑問がときどき頭に浮かんでくる。

アンナヴァンは腕を体の前にする動きですが
「前ってどこよ?」。
より具体的には
「どの高さ?」
という疑問。

「腕を前に」というと、体育の時間では
「前にならえ」で前の人の脇のあたりに
腕を出すイメージ。
でも、さすがにこれだと高すぎでしょう。
もう少し下になるはずですが
これがけっこう微妙。
先生的には、
「いちばん楽に上げられる高さ」
「体とのバランスがとれる高さ」
「肩甲骨が上がらない高さ」
などといったことになるかもしれませんが
それが自分でわかれば苦労しません。

しかもいろんな先生のレッスンを受けると
先生によって言う高さが違っていたりする。
ある先生には何も言われない高さでも
別の先生には「もう少し下」と言われ
さらに別の先生には、「もっと下」と言われたりする。
とりあえず「もっと上」と言われることはないから
思っているより、というか、
自分で出しやすい位置より下なのでしょう。

そんな中、ルルベパッセでキープする練習のとき
「手はみぞおちの高さ!」
といった注意を受けました。
何度となく言われたことのある注意で、
「しまった!」
なんて思いながら、腕の位置を下げたら
確かに、それまでよりラクな感じで
ルルベパッセできるようになりました。
「なるほど、この高さか」と納得しましたが
あとで鏡を見ながら確認すると
実際は、みぞおというより、お臍の高さでした。

お臍の位置って、けっこう低いですよね。
でも、それで先生から何も言われず
自分自身、ラクにルルベパッセができた。

アンナヴァンのときの手の高さ、
自分で思っているより、かなり下と考えたほうが
正解に近いのかもしれません。



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2016年04月29日

「結局言われることは一緒」という話

4月23日放送のNHK「SWITCHインタビュー」で
元宝塚の柚希礼音さんと東京バレエ団の上野水香さんの
対談をやっていました。

柚希さんは宝塚に疎い私は存じませんでしたが
彼女はもともとバレエをやっていて
留学を考えるほど打ち込んでいたけれど
身長が高すぎることから周囲の勧めで
進路を宝塚歌劇に転向、その後トップスターとして活躍
された方らしい。
コンクールにも出たことがある柚希さんは
昔から上野水香さんのことを知っていて
二人の対談でもバレエの話で盛り上がってました。

事前に上野さんのレッスンを見学した水希さんが、
踊りの素晴らしさと同時に、さらによくなるよう
的確な指示を出す先生にも感心してましたが、
これに対して上野さんが答えたのが
「結局言われることは子供のときから一緒」
というものでした。
「そこが作品をやったときに、ちょっとボロが出ちゃう」
だそうです。
「いわゆる基礎の部分だけど、作品をやっている中で忘れちゃう」
とか。

上野さんほどの人でも、指摘されることは一緒なんだと
何となく安心(?)
私と比較するのも何ですが(笑)、
ふだんのレッスンで注意される内容、
私もいつも同じことを言われることが多々。
「成長がなくてすいません……」と
いつも申し訳なく思っているのですが
これって普通のことなんですね??

もっとも
「作品を踊っている中で」という上野さんと
「ふだんのレッスン時」に同じ注意を受ける私とでは
「まったく違う」「一緒にするな」
という話でもあるんですけどね……。


posted by コロコロ at 19:42 | Comment(0) | つぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

フォンデュはアンナヴァンが「意外に」大事です

バーレッスンのフォンデュのとき、
先生が言ったセリフ。
「フォンデュはアンナヴァンが、意外に大事です」

フォンデュは「溶ける」という意味なので、
つい軟らかく、流れるような動きを意識しがちです。
実際、それでも十分気持ちよく動けたりします。
そんな中、件の先生のセリフが聞こえてきたので
騙されたと思って(?)アンナヴァンを意識、
腕を開く前に一瞬止まってみたところ
確かに違いました!
フォンデュがよりやわらかく、かつ力強くできる感じ。

フォンデュでアンナヴァンにするのは、
軸脚がプリエ、動脚も空中でプリエの状態から
それぞれ伸ばしていく直前。
これから軸脚は床に向けてまっすぐ、動脚はタンジュ方向に
伸ばしていくよというところでアンナヴァンになる。
凝縮させた力を外側へ解放していく感じでしょうか。
その力の向きが反転するところでアンナヴァン。
このアンナヴァンで一瞬止めることで、上半身も
蓄えた力を外側に解放しやすくなるのかもしれません。

アンナヴァン、確かにフォンデュでも大事です。
でも先生自身、「意外に」とつけたところを見ると、
けっこうみんな忘れがちなのか?(笑)

忘れられがち、見落とされがちなフォンデュのアンナヴァンのようですが
騙されたと思ってやってみて正解でした(笑)。


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2016年04月28日

目指すは「シンプルだけど目立つ」

センターレッスンでアラベスクをしたとき、
先生からこんな言葉が。
「皆さん、力が抜けてきていい感じになってきてますが、
 なんかつまらない」

要は、これまでアラベスクでは、
バランスをとろう、脚を高く上げようなど
いろいろなことを実現するため、けっこうみんな力んでいた。
そうじゃなく、できるだけ脱力することが大事。
力を入れずに、スーッと上がる位置があり
それを探しながらポーズをとりましょう、
と、そんなことを最近さんざん言われている。

ようやく、それができるようになってきたわけですが
それだけでは、まだ不満だと(笑)。
さらなる高みを提示してくださる先生、
非常にありがたい存在です。

先生としては、何が言いたいかというと、
力が抜けたアラベスクは、シンプルで美しい。
でもシンプルだけでは、つまらない。
シンプルだけだと埋もれてしまう。
お客さんに注目してもらえない。
「シンプルだけど目立つ」
こんな踊りにしましょう、と。
具体的には、ただ脱力して脚を上げるだけでなく、
もっと遠くに伸びる。
腕も遠くへ、脚も遠くへ、すべてを遠くへ伸ばして
お互い引っ張りあう。
首も遠くへ伸ばす。
そうして全体を四方に伸ばして初めて、
シンプルだけど目立つ、
お客さんに注目してもらえる
ポーズになる。

大きく動こう、格好よく踊ろうと思うと
すぐに力んでしまう私の場合、
「ゴチャゴチャしているうえ、目立たない」
という踊りになりがち(笑)。
そうではなく
「シンプルだけど目立つ」
を目指す。

「シンプルだけど目立つ」はもちろん
アラベスクだけでなく、すべてにおいて
言えることでしょう。
自分も楽しく、かつお客さんにも楽しんでもらえる
踊りを踊るうえで
心に刻んでおきたいと思います。


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2016年04月27日

ジャンプは「跳ばない」

シャンジュマンなりグランジュテなり
バレエではジャンプするパがいろいろ出てきます。
「足音を立てない!」
「プリエを踏んで!」
「甲を伸ばして!」
など、いろいろ注意されることがあるわけですが
最近、先生が言われるのが
「跳んじゃダメ」というもの。

えっ、ジャンプって跳ぶんじゃ……、
という感じですが
要は、上に跳ぼうとする力で跳ぶな、
ということみたいです。
考えるのは、床をしっかり押すことだけ。
床をプリエでしっかり押したら、
自然に体が跳んでいた。
これが正しい跳び方。

ふつうジャンプというと、脚の力で跳ぼうとします。
たとえば体育の時間の走り高飛びとか。
でもバレエで求められる跳び方は、そうではない。
床を押した結果としてのジャンプで
結局は上体の引き上げで跳ぶ、ということかもしれません。

つくづくバレエの体の使い方、
日常生活とは違います……。


posted by コロコロ at 19:00 | Comment(0) | センターレッスン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月26日

タンリエが「雑!」と言われた理由

バーレッスンでタンリエが入ってきました。
タンジュのあと、タンリエとか
ジュテのあと、タンリエとか。
タンリエは体重移動のパで
前にタンジュした脚に重心移動して
後ろタンジュになり、
再び後ろにタンジュした脚に重心を移動し
前タンジュになるといった具合。

この重心移動のとき、いったんプリエを経て
前なり後ろなりに動くのですが
最近プリエがおぼろげに(笑)わかったきた私は
自信満々でプリエ。
私的にプリエが「踏めている」「踏めていない」とは
内腿を使えているかどうか。
内腿を使えている感覚があれば、プリエができている。
内腿を使って、膝を曲げたり伸ばしたりするわけです。

「今日もちゃんと内腿使えているな」
と満足(?)しつつタンリエをしていたら
先生から「プリエが雑!」というご指摘。
えっ、何で???
という感じでしたが、
動きをゆっくり確認しながらやってみると
わかりました。

内腿を使っているけれど、その勢いだけで動いている。
要は上半身が使えていない。
引き上げができていない。
たんに内腿で弾んでいるだけ、
という、怠けた(笑)プリエになっていた。
「怠ける」=「雑」という感じになるのでしょう。

では、どうすればいいか。
胴回り、骨盤から上、肋骨から下のあたりを
きちんと使っているように意識。
いわばコルセット状態にしてプリエするようにしたら
以後、注意されなくなったので、
やはり、そういうことなのでしょう。

バレエでは内腿を使うことも大事ですが
同時に上半身の引き上げもつねに意識しなければならない
つねに意識するから丁寧な動きになるし
見ていても好感が持てる踊りになる
ということなのでしょうね。


posted by コロコロ at 19:00 | Comment(0) | プリエ、フォンデュ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月25日

グランバットマンは「ハーフパイプ」のイメージで

できるだけ「省エネ」に、
が、最近の先生のキャッチフレーズ。
要は力で踊らない、
体の自然な動きに任せる、
といった感じでしょうか。
6月に発表会を控え、ヴァリエーションのレッスンも
始まっています。
1〜2分の踊りをゼーゼー言いながら踊る我々に
「もっと力を抜いて踊りましょう」
「本当ばもっとラクに踊れるんですよ」
と言いたいのかもしれません(笑)。

その「省エネ」法の一つとして
グランバットマンのレッスンの際に言われたのが
スノーボードの「ハーフパイプ」のように
脚を使うというもの。

ハーフパイプは、私としては成田メロ(現・今井メロ)さん
のイメージ。
半円状の坂(?)をスノボで降りたり登ったりしながら
いろいろな技を披露する。
このスノボにはもちろんエンジンなんてついていない。
最初にハーフパイプの一番上のところからスタートして
落下するエネルギーを利用して上に上がり、
頂点まで達したら反転して、また降りるエネルギーを利用して
坂を登る。

グランバットマンで脚を上げるときも
こんな感じでやりましょう、と。
最初に下向きの力で脚を動かせば、
あとはそのエネルギーで勝手に脚が上がる。
つまり脚を上げるのにエネルギーは不要で
使うのは下向きの力だけ。

私としてはハーフパイプより
アニメの『アルプスの少女ハイジ』の
オープニングのブランコみたいな感じ。
最初に下に向かってブンと振って、
あとは大きな弧を描きながら上に脚が上がり、
頂点まで来たらコントロールしながら脚を下げて
5番に戻ったら、また下向きにブンと振って……
を繰り返す。

脚をヨイショと持ち上げるのではないので
重力に逆らうようなエネルギーは不要。
確かに、けっこう「省エネ」な動きになる気がします。



posted by コロコロ at 19:00 | Comment(0) | タンジュ、ジュテ、グランバットマン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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